コロナ禍における感染防止対策

かしま調剤薬局における新型コロナ感染防止対策をまとめてみました。

2020年2月28日に北海道の緊急事態宣言が発令されてから、様々な対策を行ってきました。

 

【感染防止ガウン】

感染の可能性がある患者様がお越しになる場合に備え

感染防止用のガウンは既に感染が拡大している地域での活用を優先するため独自にガウンを作成。

雨合羽を逆さまに着用して帽子の目のところをハサみで切るだけ。

そのまま手袋とメガネ(100均の工作用メガネ)をすると完成です。

緊急事態宣言当時は品薄で手に入らない商品ばかりでしたので、自前のものをかき集めて数着分を用意。

 

【手指消毒用エタノール】

消毒用エタノールが不足した際に、薬剤師会供給の高濃度エタノール(95%エタノールとして)が一斗缶で供給され

消毒用エタノールとするため精製水で70−80%に希釈したものを医療機関や施設に優先供給を行いました。

 

【飛沫防止シールド】

感染防止対策の一つで会話中の飛沫を防止するシールドをいち早く設置しました。

すでに透明シートが売り切れる中、テーブル用の透明クロスがほんの僅かに在庫が!

かしま調剤薬局のカウンターにあわせて3枚分のクロスを購入し設置しました。

これが意外とクリアな透明感のあるシートで写真で見ても見分けられないくらい。

今でこそどこでも当たり前になりましたが、当時はとうとう薬局でもこんな措置が取られるとはかなりの違和感を感じていました。

 

【三密の回避】

薬局はどうしても狭い待合室。

そこでお車でお越しの方には薬ができるまでの間車でお待ちいただき

薬ができたらお呼び出しする事をいち早く取り入れました。

たくさんの方にご利用いただき、薬局内も三密を防止でき

お車でお越しの方もそうでない方も安心して待つことが出来るようになりました。

 

【その他】

とにかく困ったのがマスクの供給。

1月に仕入れが止まって以来ようやく届いたのが3月末。

しかも注文した数は届かず2箱だけ。

どうにか多くの皆様に提供できないかと、7枚入り1セットにして販売。

あっという間になくなってしまいしたが、その後も仕入れはストップ。

既存ルートではなく、独自で入手ルートを確保して水着素材のマスクを供給するなど対応をしています。